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不溶性食物繊維のとりすぎは便秘が悪化する?! [食物繊維]

便秘解消には「とにかく食物繊維が一番よ!」と思われがちですが・・・

いや、っていうか専門家さえもこのように考えている方が多いのですが、(汗)
実は、これが原因で便秘を悪化させてしまってる方もかなり多いのです。

実際に野菜をたくさん食べたことがある方は経験あるかもしれませんが、
お腹の中に多量のガスが発生して、苦しい思いをされたことってありませんか?


というのも、腸内細菌学の観点から言わせてもらいますと、

不溶性食物繊維の多量摂取は、悪玉菌の成長を促すだけなのです
意外でしょう?


私たちが普段食べている食べ物はそのすべてに、
カルボキシル基(COOH-)や水酸基(OH-)を含んでいます。

通常であれば、その末端についている水素イオン(H)は遊離イオンとして
離れていきますが、

ほとんど、未分解のまま届いてしまう、「不溶性食物繊維」は、
水素イオンをもったまま大腸まで届いてしまうため、
大腸まで届くと、硫化水素の原因になってしまうんです。


このような症状は、繊維質の多い野菜だけでなく、
トマトジュースや、野菜ジュースでも起きます。
私が試したもので最も顕著にガスが発生したのは、「青汁」でした。


でも、フルーツジュースはこうした症状は起きないのです。
(コチラの理論を摂りいれた「善玉菌を増やすファスティングジュース」もサイトでご紹介しています)

なぜかっていうと、
果物は、それ自身を分解する酵素を持っているため、
果物の繊維質は大腸に届くまでには、水素イオンが離れていき、悪さをしないからです。


さらに、果物の繊維質は善玉菌に代謝されやすいという特徴を持っているため、
私たちヒトに合った繊維質は、「果物に含まれた繊維質」ということが言えます。


まあ、でも果物の繊維質のみでは足りませんから、
繊維質の多い野菜を食べるときは、火を通すなどして食べれば、大腸内で悪さをしなくなります。


メーカーもこのような

「繊維質」=「便秘解消」

という安易な発想で宣伝するのは、ぜひ、控えて欲しいですね~。

食物繊維のとりすぎは便秘をなお悪化させる
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